Webレピュテーションの最適化 親トピック

Webレピュテーションの検索のパフォーマンスは、いくつかの方法で設定を行うことで最適化することができます。ネットワークや検索のパフォーマンスを最適化するには、次のWebレピュテーション設定を検討してください。
  • [内部ドメインのURLを放置する] オプションを有効にします。これにより、内部ドメインのURLを含むメッセージが除外されるため、[URL分析] を有効にした場合のネットワーク帯域幅の消費が減少し、仮想アナライザの負荷が軽減されます。
  • 組織の内部URLを [承認するURLリスト] に追加します。これにより、内部URLを含むメッセージが除外されるようになるため、ネットワーク帯域幅の消費が減少し、パフォーマンスが向上します。
  • Trend Micro Smart Protection Serverを使用してネットワーク帯域幅の消費を削減します。Webレピュテーションサービスは、外部のTrend Micro Smart Protection NetworkまたはローカルのTrend Micro Smart Protection ServerのいずれかにURLクエリを送信します。Trend Micro Smart Protection Networkにクエリを送信する場合、インターネット接続が低速だと、ネットワークパフォーマンスに悪影響をもたらすことがあります。管理コンソールを使用してTrend Micro Smart Protection Serverを設定し、[Smart Protection][検索サービス設定] をクリックしてWebレピュテーションのソースを変更します。
  • Trend Micro Smart Protection Serverのパフォーマンスを最適化するには、InterScan専用のTrend Micro Smart Protection Serverを使用することを検討してください。たとえば、InterScanとApex Oneで同じTrend Micro Smart Protection Serverを使用している場合、サーバのパフォーマンスが低下することがあります。
  • 添付ファイル内のURLを検索すると、システムのパフォーマンスに影響することがあります。コンテンツフィルタまたは情報漏えい対策ポリシーで既に添付ファイル検索を使用している場合は、添付ファイル内のURL検索によるシステムへの影響はそれほど大きくありません。コンテンツフィルタまたは情報漏えい対策ポリシーで添付ファイル検索を使用していない場合は、添付ファイル内のURL検索を使用することでパフォーマンスに大きく影響する可能性があります。