セキュリティリスクの検出時の処理の設定 親トピック

InterScanは、検索設定に一致するファイルを検出すると、Exchange環境を保護するための処理を実行します。InterScanがどのような処理を実行するかは、実行している検索の種類 (リアルタイム検索、手動検索、または予約検索)、Exchange Serverの役割、およびその検索に対して設定されている処理の種類に応じて決まります。

手順

  1. 次のいずれかに移動して、[セキュリティリスク検索] 画面を表示します。
    • リアルタイム検索の場合: セキュリティリスク検索
    • 手動検索の場合: [手動検索][セキュリティリスク検索]
    • 予約検索の場合: [予約検索][追加] または [編集][セキュリティリスク検索]
  2. [処理] タブをクリックします。
    [処理] タブが表示されます。
  3. 次のいずれかを選択します。
    • [トレンドマイクロの推奨処理]トレンドマイクロが推奨する検出時の処理を実行します。
    • [指定の処理] ― すべてのセキュリティリスクに対して同じ処理を実行するか、脅威ごとに処理を指定します。
      注意
      注意
      InterScan[高度な脅威] で実行する検出時の処理を設定するには、管理者が [セキュリティリスク検索: 対象] タブで高度な脅威検索エンジンを有効にする必要があります。
    セキュリティリスクの検索時の処理の詳細については、セキュリティリスクの検出時の処理を参照してください。
  4. 感染ファイルをバックアップするには、[処理の前にバックアップを作成する] を選択します。
  5. パフォーマンスの向上が必要な場合は、[感染した圧縮ファイルを駆除しない] を選択します。
  6. ファイルの内容と検索結果を分析のためにトレンドマイクロに送信する場合は、[機械学習型検索のフィードバックをTrend Micro Smart Protection Networkに送信する] を選択します。
    注意
    注意
    このオプションを選択するには、[対象] タブで機械学習型検索を有効にしておく必要があります。
  7. 必要に応じて [詳細オプション] を設定します。
    注意
    注意
    詳細検索処理の詳細については、検出時の処理の詳細オプションを参照してください。
    1. [マクロ]をクリックしてマクロ検索を設定します。
      1. [詳細マクロ検索を有効にする] を選択します。
      2. 次のいずれかを選択します。
        • [検出レベル]
        • [詳細マクロ検索で検出されたすべてのマクロを削除]
      注意
      注意
      マクロ検索の設定の詳細については、マクロ検索の設定を参照してください。
    2. [隔離とバックアップ設定] をクリックして、ディレクトリパスを指定します。
    3. [置換設定] をクリックして、感染したコンテンツを置換するためのテキストまたはファイル名を設定します。
    4. [検索不能メッセージ部分] をクリックして、暗号化されたメールメッセージ、暗号化されたファイル、パスワードで保護されたファイル、検索の制限条件に当てはまらないファイル、およびサポートされていないか、破損しているファイルに対する処理を指定します。また、検索対象から除外するファイル拡張子、および検索不能なコンテンツを置換するためのテキストまたはファイル名を指定できます。
  8. [保存] をクリックします。