検出時の処理の詳細オプション 親トピック

ディレクトリ、メッセージオプション、追加の検索などを指定するには、詳細オプションを設定します。

検出時の処理: 詳細オプション

設定
説明
マクロ
詳細マクロ検索は定期的なウイルス検索を補足します。ここでは、ヒューリスティック検索を使用してマクロウイルス/不正プログラムを検出するか、検出したマクロコードをすべて削除します。ヒューリスティック検索とは、パターン認識およびルールベースのテクノロジを使用して不正マクロコードを検索する、評価的なウイルス検出方法です。
  • 検出レベル
    • レベル1では最も具体的な基準を使用しますが、検出するマクロコードの数は最も少なくなります。
    • レベル4では最も多くのマクロコードを検出しますが、安全なマクロコードを誤って不正マクロコードとして認識する可能性があります。
  • 詳細マクロ検索で検出されたすべてのマクロを削除: 検出したすべてのマクロコードを削除します。
隔離設定/隔離ディレクトリ
隔離されたメッセージを保存するディレクトリです。
注意
注意
  • InterScanでは、ディレクトリを設定する際にUNCパスを使用できます (Exchangeエッジサーバを除く)。ログオンしているユーザアカウントが、指定したUNCパスに対するフルコントロール権限を持っている必要があります。
  • [セキュリティリスク検索] または [高度なスパムメール対策] で高度な脅威検索エンジンを有効化している場合、もしくは [Web レピュテーション] でURL 分析を有効化している場合で、処理に隔離を設定している場合は、検索された高度な脅威は [高度な脅威の隔離ディレクトリ] に隔離されます。
バックアップ設定/バックアップディレクトリ
バックアップメッセージを保存するディレクトリです。
注意
注意
InterScanでは、ディレクトリを設定する際にUNCパスを使用できます (Exchangeエッジサーバを除く)。ログオンしているユーザアカウントが、指定したUNCパスに対するフルコントロール権限を持っている必要があります。
置換設定
違反またはイベントが発生した場合にInterScanが使用する [置換ファイル名][置換テキスト] です。ファイルまたはテキストは、指定した置換設定に基づいて置き換えられます。
メールメッセージの転送設定
違反またはイベントが検出された後に転送されるメールの転送先メールアドレスとメッセージの内容です。
検索不能メッセージ部分
  • 暗号化されたファイル、パスワードで保護されたファイル、および検索の制限条件に当てはまらないファイルに対する処理です。
  • 検索不能メッセージを受信した場合にInterScanが使用する [置換ファイル名][置換テキスト] です。ファイルまたはテキストは、指定した置換設定に基づいて置き換えられます。