アスタリスクワイルドカードを使用する 親トピック

ルートを定義する際のメールアドレス、およびファイル名には、アスタリスク (*) をワイルドカードとして使用できます。

メールアドレスのワイルドカード 親トピック

ワイルドカードは、メールアドレスの名前またはドメインの部分に使用できます。有効なワイルドカードの例は、次のとおりです。
  • name@*: 名前全体を表します。
  • *@domain.tld, name@*.tld: 前者は特定のドメイン名とトップレベルドメイン (TLD) を持つすべてのメールアドレスを表し、後者は特定のユーザ名とTLDを持つすべてのメールアドレスを表します。
  • *@*.tld: 特定のTLDを持つすべてのメールアドレスを表します。
ワイルドカードは、サブドメインやトップレベルドメインの部分には使用できません。ワイルドカードは、他の文字列と組み合わせることはできず、単独で使用する必要があります。無効なワイルドカードの例は、次のとおりです。
  • name@domain.*.tld: ワイルドカードでサブドメインを表すことはできません。
  • name@domain.*: ワイルドカードでTLDを表すことはできません。
  • *name@domain.tld: ワイルドカードとユーザ名の一部を組み合わせることはできません。

ファイル名のワイルドカード 親トピック

ワイルドカードをメールアドレスと同様の方法でファイル名に使用できます。アスタリスクをファイル名の名前または拡張子の部分に使用します。ただし、名前や拡張子の一部として使用することはできません。有効なワイルドカードの例は、次のとおりです。
  • *.*: すべてのファイルを表します。
  • *.拡張子: 特定の拡張子のすべてのファイルを表します。
  • 名前.*: 特定の名前を持つすべての拡張子のファイルを表します。
  • *名前.*: 名前の有効な表記方法です。
  • 名前.*拡張子: 拡張子の有効な表記方法です。