IMSVAでは、特定のポリシールールの処理で一致したメッセージが、次の領域およびキューに保存されます。
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隔離領域: 削除するか、目的の受信者に向けて送信するかを判断する前に分析する必要があるメッセージを保存します。
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アーカイブ領域: 参照用に使用するメッセージを保存します。
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保留キュー: 指定された時刻に配信されるメッセージを保存します。
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MTAキュー: 受信、有効、遅延、および保留の4種類のMTAキューのメッセージを保存します。受信キューにはIMSVAで受信したばかりのメッセージが保存されます。有効キューには次のメール転送エージェント (MTA) に配信可能なメッセージが保存されます。遅延キューには配信不能により遅延されたメッセージが保存されます。保留キューには後から手動で配信するために保留されているメッセージが保存されます。
IMSVA (postfix) の再試行を制御する4つの値があります。詳細については、
遅延キューのパラメータを参照してください。
個々の遅延メールの有効期間は24時間になります。15分後に最初の再試行、30分後に2回目の再試行が実行され、その後、60分ごとに継続して再試行が実行されます。したがって、maximal_queue_lifetime
の設定値に達するまでにおよそ25回の再試行が行われることになります。
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仮想アナライザのキュー: IMSVAから仮想アナライザに送信したメッセージを、IMSVAでメッセージ解析結果を受信する前に保存します。