仮想アナライザ - 統合の事前要件 親トピック

仮想アナライザの統合を有効にする前に、Exchangeの再生フォルダを有効にする必要があります。
警告
警告
仮想アナライザの統合を有効にした後にExchangeの再生フォルダを無効にすると、予期しない問題が生じる可能性があります。Exchangeの再生フォルダを無効にする場合は、事前に仮想アナライザの統合を無効にすることをお勧めします。
Exchange管理シェルを使用してExchangeの再生フォルダを有効にするには、次のコマンドレットを使用します。

Exchange管理シェルのコマンドレット

コマンドレット
説明
Get-TransportService | fl replay*
このコマンドレットは、現在の再生フォルダ属性を返します。
ReplayDirectoryPath属性がNULLの場合は、Exchange管理者によって再生フォルダが無効にされています。Exchange管理者は、Set-TransportServiceコマンドを使用して再生フォルダを有効にする必要があります。
Set-TransportServer -Identity {server name} -ReplayDirectoryPath "E:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\TransportRoles\Replay"
このコマンドレットは、指定されたディレクトリ内の再生フォルダを有効にします。
Set- TransportService –Identitiy {Server name} –PickupDirectoryMaxMessagesPerMinute 1000
1分あたり3,600メッセージを処理するなど、Exchangeサーバのメッセージ処理量が多く、この状況が数時間続く場合、管理者はURLサンドボックスを有効にする前に、ピックアップディレクトリと再生ディレクトリのメッセージ処理の最大速度を上げる必要があります。