ダウンロード元の設定 親トピック

InterScanを最新の状態に維持するには、最新のコンポーネントをダウンロードする必要があります。この画面を使用して、InterScanが最新コンポーネントをダウンロードする元を設定します。初期設定の場所は、トレンドマイクロのアクティブアップデートサーバです。手動ダウンロードまたは予約ダウンロード中、InterScanはここで設定した場所をチェックし、その場所から最新のコンポーネントをダウンロードします。
重要
重要
[ダウンロード元] メニューは、トレンドマイクロのアクティブアップデートサーバ以外の [ダウンロード元] を使用してInterScanを旧バージョンからアップグレードする場合にのみ使用できます。InterScanの新規インストールでは、[ダウンロード元] メニューは使用できません。

手順

  • トレンドマイクロのアクティブアップデートサーバ ― 初期設定のアクティブアップデートサーバからダウンロードする場合に選択します。
    トレンドマイクロは、新しいコンポーネントが使用可能になり次第、そのコンポーネントをアクティブアップデートサーバにアップロードします。アップデートを頻繁かつタイムリーに実行する必要がある場合は、ダウンロード元としてトレンドマイクロのアクティブアップデートサーバを選択します。
  • イントラネット上のリソース ― イントラネット上の特定の場所からダウンロードする場合に選択します。
    最新のコンポーネントが格納されているイントラネット上の場所からコンポーネントをダウンロードします。
    ネットワーク上の別のサーバのUNCパスを入力します。
    注意
    注意
    集中管理型のイントラネット上の場所を1つ以上設定することによって、ネットワークトラフィックを大幅に削減し、アップデート時間を大幅に短縮できます。この方法は、メールサーバをインターネットに直接接続したくない場合にも有効です。また、フロントエンドサーバをインターネット上のトレンドマイクロのアクティブアップデートサーバに接続し、フロントエンドサーバからアップデートを受信するようにバックエンドサーバを設定することも可能です。
  • 他のサーバがこのサーバからアップデートをダウンロードできるようにする ― 他のInterScanサーバがこのサーバからアップデートをダウンロードできるようにするには、このオプションを選択します。
    現在のサーバにあるアップデートパッケージのコピーを作成するようにInterScanを設定するには、他のサーバがこのサーバからアップデートをダウンロードできるようにする をクリックします。通常、InterScanでは、ダウンロードするよう設定されたコンポーネントまたは必要とされるコンポーネントの差分だけをダウンロードします。アップデートパッケージをコピーするようにInterScanを設定した場合、ダウンロードできるすべてのコンポーネントがダウンロードされます。
    たとえば、2つのExchangeサーバ「a」と「b」が存在し、それぞれにInterScanがインストールされているとします。InterScanは、サーバ「a」を毎日アップデートし、すべてのコンポーネントをダウンロードするように設定されています。InterScanは、サーバ「b」を毎週アップデートし、スパムメール判定ルールコンポーネントだけをダウンロードするように設定されています。両方のサーバは、必要に応じてトレンドマイクロのアクティブアップデートサーバからコンポーネントを受信します。このため、この2つのサーバ上のコンポーネントは必ずしも同じであるとは限らず、この2つのサーバがアクティブアップデートサーバにポーリングしたとき、異なる差分アップデートが必要になります。より効率的なサーバの構成方法は、アップデートパッケージをコピーするようにサーバ「a」を設定することです。これによって、サーバ「a」をサーバ「b」のダウンロード元に設定し、サーバ「b」は、アクティブアップデートサーバから受信するのと同じようにサーバ「a」からアップデートの差分を受信できるようになります。
    注意
    注意
    クラスタ環境では、コンポーネントを同期させるため、このオプションが初期設定で有効になっており無効にできません。