複数の検索フィルタ 親トピック

複数の検索フィルタ

機能
利点
添付ファイルブロック
  • 指定した添付ファイルをブロックしたり、実際のファイルタイプ、ファイル拡張子、またはファイル名に基づいて添付ファイルをブロックできます。
  • Active Directory統合除外ルールをサポートしています。
コンテンツフィルタ
  • ルールベースのフィルタを使用して、不快、または好ましくないと思われるメッセージの内容を選別して除去します。
  • Active Directory統合ポリシー
  • コンテンツフィルタログ
    本バージョンのInterScanでは、キーワードが一致した場合にコンテンツフィルタログ内にキーワードが表示されます。
    注意
    注意
    キーワードまたは正規表現が長すぎる場合、情報の一部はログに表示されません。
情報漏えい対策
  • ルールベースのフィルタを使用して、機密データがネットワーク外部に送信される前に検出、フィルタ、およびマスクします。
  • 事前に定義されたテンプレートとデータ識別子が100個以上用意されており、その中から選択できます。また、企業固有の必須要件が満たされるように、カスタマイズしたパターンとキーワードリストを作成することもできます。
  • ルールベースのテンプレートにより、ネットワーク外部へ転送される機密データの検出、フィルタ、およびマスクなどの処理を行うことができます。
  • 情報漏えい対策ポリシーを作成し、Apex CentralからInterScanサーバに配信して、すべてのサーバで全社的なポリシーの一貫性が保たれるようにします。
スパムメール判定ルール
  • 検出レベルを調整できるスパムメール対策フィルタを使用して、スパムメールを排除できるとともに、メッセージの誤検出を削減できます。
  • Outlook迷惑メール対策との統合とエンドユーザメール隔離との統合のサポート
    本バージョンのInterScanでは、「Outlook迷惑メール対策との統合」ソリューションと「エンドユーザメール隔離との統合」ソリューションを提供します。インストール時にどちらかのソリューションを選択できます。
  • 迷惑メールフォルダ
    本バージョンのInterScanでは、検出されたスパムメールを標準のOutlookフォルダに送信することを選択できます。独立したスパムメールフォルダを作成する必要はなくなりました。
高度なスパムメール対策
高度なスパムメール対策には、高プロファイルユーザ (企業の経営陣など) を装ったメールによる潜在的な詐欺や攻撃を行うビジネスメール詐欺 (BEC) を検出するテクノロジが含まれています。
Webレピュテーション
  • 本バージョンのInterScanでは、Webレピュテーションテクノロジを利用して、リクエストされたすべてのWebページの整合性を評価しています。
  • Webレピュテーション機能により、ユーザのアクセスするページが安全であることがチェックされ、不正プログラムやスパイウェア、ユーザの個人情報を盗むために仕掛けたフィッシング詐欺などのWeb上の脅威から保護されるようになります。
  • Webレピュテーションでは、ページごとのレピュテーションレーティングに基づいてWebページがブロックされます。Webレピュテーションはトレンドマイクロのサーバにレーティングを照会します。レーティングは、Webページのリンク、ドメインとIPアドレスの関係、スパムメールの送信元、スパムメール内のリンクなどの複数の情報から決定されます。これらのレーティングをオンラインで取得することで、Webレピュテーションは常に最新の情報を基に危険性のあるページをブロックします。
  • Webレピュテーション機能を有効にすることで、ユーザが不正URLにアクセスすることを阻止できます。本文にURLを含むメールを受信すると、Webレピュテーションは、そのレピュテーションレーティングについてトレンドマイクロのサーバにクエリを実行します。Webレピュテーションでは、設定に応じて、URLを含むメールを隔離または削除したり、対象メールにタグを付加することができます。
Time-of-Clickプロテクション
Time-of-Clickプロテクションでは、メッセージの検索時にメールメッセージ本文に含まれるURLを書き換え、メッセージの受信者がそれらのURLをクリックしたときにURLを分析します。
Search & Destroy
Search & Destroyは、Exchangeメールボックスサーバにある、望ましくないコンテンツが含まれるメールボックスコンポーネント (メール、会議、タスクなど) の検索とそれらの削除に使用できます。
注意
注意
Search & Destroyメニューは、Search & Destroy管理者またはSearch & Destroyオペレータの役割を設定した後に表示されます。
仮想アナライザの統合
Deep Discovery AdvisorまたはDeep Discovery Analyzerの仮想アナライザを使用して、ファイルとURLを評価できます。不審ファイルまたはURLはInterScanから仮想アナライザに送信された後、隔離された仮想環境でコンテンツのシミュレーションと解析が実行され、多くの不正プログラムに共通する特性が識別されます。
仮想アナライザでの解析が完了すると、ファイルまたはURLのリスクレベルを記載したレポートがInterScanに送信されます。管理者は、組織のセキュリティレベルポリシーに基づいて、解析されたファイルまたはURLに対して特定の処理を実行するようにInterScanを設定できます。

メールメッセージフローの保護

機能
受信メール
送信メール
内部メール
詳細
セキュリティリスク検索
あり
あり
あり
初期設定では、受信メッセージと送信メッセージの両方に対して有効になっています。
添付ファイルブロック
あり
あり
あり
特定の送信者や特定の受信者の設定をサポートしています。
コンテンツフィルタ
あり
あり
あり
特定の送信者や特定の受信者の設定をサポートしています。
情報漏えい対策
あり
あり
あり
送信メッセージに対して設定可能で、初期設定では有効になっています。特定の送信者や特定の受信者の設定をサポートしています。
スパムメール対策
あり
あり
あり
 
高度なスパムメール対策
あり
あり
あり
ライティングスタイル機能によるビジネスメール詐欺 (BEC) 対策は、受信メッセージに対してのみ機能します。
Webレピュテーション
あり
あり
あり
 
Time-of-Clickプロテクション
あり
   
特定の受信者に対して設定できます。
受信メッセージディスクレーマー
あり
     
仮想アナライザの統合
あり
あり
あり
受信メッセージに対して設定可能で、初期設定では有効になっています。