Search & Destroyの事前要件 親トピック

Exchange環境でSearch & Destroyを使用する場合は、あらかじめ次の事前要件を確認してください。

機能

機能
説明
サービスアカウント
このアカウントは、Exchange環境内でバックエンドの検索を実行します。組織全体で必要なサービスアカウントは1つだけです。サービスアカウントは次のように設定します。
  • このアカウントはExchangeの検出管理グループのメンバーに設定する必要があります。
  • このアカウントは期限切れにならないようにする必要があります。
  • 検索結果を.pstファイルにエクスポートする場合、このアカウントはExchangeの役割であるMailbox Import Exportのメンバーに設定する必要があります。
  • このアカウント用のメールボックスを作成します (Exchange Server 2016のみ)。
Exchange管理シェルのサービスアカウント関連のコマンドの詳細については、サービスアカウントの設定を参照してください。
検出メールボックス
このメールボックスには、検索結果メッセージが保存されます。InterScanによって、エンドユーザのメールボックスから検出メールボックスにメッセージがコピーされます。検出メールボックスは次のように設定します。
  • 検出管理グループには各検出メールボックスに対するフルアクセス権限を割り当てる必要があります。
  • 組織内の各データセンターに1つ以上の検出メールボックスを割り当てます。
注意
注意
DAG (Database Availability Group) ソリューションには検出メールボックスを配置しないことをお勧めします。検出メールボックスは、DAGソリューションで使用すると、より多くのデータベース領域を消費します。
Exchange管理シェルの検出メールボックス関連のコマンドの詳細については、検出メールボックスの設定を参照してください。