セキュリティリスク検索時の圧縮ファイルの制限 親トピック

以下の表に、InterScanで指定できる圧縮ファイルの制限を示します。

セキュリティリスク検索時の圧縮ファイルの制限

設定
説明
解凍ファイルの数が次を超える場合
InterScanで検索する解凍されたファイル数の上限を入力します。圧縮ファイル内の解凍対象ファイル数がこの数値を超える場合は、このオプションで設定した数のファイルのみが検索されます。
解凍ファイルのサイズが次を超える場合
最大サイズをMB単位で入力します。解凍後のサイズが指定した値以下になる圧縮ファイルだけが検索されます。
圧縮階層の数が次を超える場合
1~20の数値を入力します。圧縮階層の数が指定した数値以下の圧縮ファイルだけが検索されます。たとえば、圧縮階層の制限を5に設定した場合、5階層までの圧縮ファイルは検索されますが、6階層以上に圧縮されたファイルは検索されません。
解凍ファイルのサイズが圧縮ファイルのサイズの「x」倍以上である場合
圧縮ファイルのサイズに対する解凍されたファイルのサイズの割合がこの数値以下の場合のみ、InterScanによって圧縮ファイルが検索されます。
この機能により、InterScanはDoS (Denial-of-Service) 攻撃の原因となり得る圧縮ファイルの検索を回避します。DoS (Denial-of-Service) 攻撃は、不要なタスクによりメールサーバのリソースに負担をかけることで実行されます。解凍されると非常に大きなサイズになるファイルをInterScanが検索しないようにすることで、この問題の発生を回避できます。