メールボックス検索のオプション 親トピック

InterScanには、メールボックス検索の範囲を絞り込むための検索オプションが複数あります。メールボックス検索を適切に設定すると、システムリソースの使用量が減少し、関連する検索結果だけが返されます。
ヒント
ヒント
[すぐに検索] または [後で検索] を実行する場合は、事前に推定検索を実行することをお勧めします。大量のデータを検出メールボックスにコピーするには多くのシステムリソースが必要なため、パフォーマンスが低下する可能性があります。
次の検索オプションを設定し、メールボックス検索の照合を効率化します。

メールボックス検索のオプション

オプション
説明
キーワード
InterScanでは、管理者が指定するキーワードまたは語句を検索できます。検索パラメータを絞り込むには、論理演算子、カッコ、二重引用符、ワイルドカード、またはKQL表現 (Exchange 2016およびExchange 2019の場合) を使用します。
キーワード検索の詳細については、キーワード文字列に使用する構文を参照してください。
注意
注意
[キーワード] フィールドに入力できる最大文字数は8192字です。
メールボックス
管理者は、Exchange環境内のすべてのメールボックスを検索することも、特定のユーザまたは配布グループを選択することもできます。
注意
注意
メールボックス検索は、対象とするユーザまたは配布グループ数を限定して実行することをお勧めします。大量のデータを検出メールボックスにコピーするには多くのシステムリソースが必要なため、パフォーマンスが低下する可能性があります。
[特定のユーザまたは配布グループのメンバーのメールボックス] を選択するには、次の手順を実行します。
  1. テキストボックスに検索テキストを入力して使用可能なユーザ、配布グループ、またはデータベースを検索し、[検索] をクリックします。
  2. 使用可能なリストで検索するアカウントまたはデータベースを選択し、[追加 >>] をクリックします。
または、正しい形式の.txtファイルから既存のリストをインポートすることもできます。
注意
注意
検索できる最大メールアドレス数は500です。ファイルをインポートする場合、[選択されたメールボックス] リストに追加されるアドレスの上限は500件です。
メールボックスコンポーネント
InterScanでは、Exchange環境内のすべてのメールボックスコンポーネントを検索するか、特定のコンポーネントだけを検索するよう管理者が選択することができます。特定のコンポーネントを選択するときには、次のオプションから選択できます。
  • メール
  • 会議
  • ジャーナル
  • タスク
  • 連絡先
  • 備考
  • インスタントメッセージングの会話
注意
注意
[すべてのメールボックスコンポーネント (以下の一覧にないコンポーネントも含む)] を選択すると、Exchangeメールボックス内のすべてのコンポーネントで見つかった検索結果が表示されます。
特定の送信者または受信者
特定の受信者宛てのメールメッセージまたは特定の送信者からのメールメッセージが検索されます。
注意
注意
InterScanでは、表示名、メールアドレス、またはドメイン名を使用して特定の送信者および受信者を検索できます。
日付
管理者は、Exchange環境内のすべてのコンポーネントを検索することも、特定の日付範囲内で作成されたコンポーネントだけを検索することもできます。
検出メールボックス
管理者は、検索に特定の検出メールボックスを使用することも、以前に設定した初期設定のSearch & Destroy検出メールボックスを受け入れることもできます。
処理
InterScanには、2種類の検索処理があります。
  • [検索してコンパイル]: 一致するすべての結果が確認用にコンパイルされます (推奨)
  • [検索して削除]: 一致するすべての結果が自動的に削除されます (非推奨)
    注意
    注意
    メッセージを自動的に削除するのはセキュリティが高い環境だけにすることをお勧めします。