ジョークプログラムとは、一般的には悪意のない、通常の実行可能プログラムです。ジョークプログラムはコンピュータユーザをからかう目的で作成されます。データを破壊する意図はありませんが、場合によっては、データの損失を招く可能性のある操作 (古いバックアップからのファイルの復元、ドライブのフォーマット、ファイルの削除など) をユーザが誤ってしてしまうことがあります。

ジョークプログラムは通常の実行可能プログラムであるため、他のプログラムに感染したり、コンピュータシステムやデータに損傷を加えたりすることはありません。時折、一時的にマウスやキーボードなどのデバイスの設定を変更することはあります。しかし、ジョークプログラムが終了するか、コンピュータを再起動すれば、コンピュータは元の状態に戻ります。ジョークプログラムは、一般には無害ですが、組織にとっては大きな損害となる可能性があります。