ファイル属性 親トピック

ファイル属性はファイル固有のプロパティです。データ識別子を定義するには、ファイルタイプとファイルサイズという2つのファイル属性を使用します。ファイル属性はメッセージの添付ファイルにのみ適用されることに注意してください。したがって、ファイル属性を含む情報漏えい対策テンプレートを情報漏えい対策ポリシーで使用する場合、メッセージのヘッダ、件名、または本文が、対応する情報漏えい対策ポリシールールと一致することはありません。機密ファイルの場合、ファイル属性自体が正確性に欠ける識別子であるため、より対象を絞って検出するには、ファイル属性と他の情報漏えい対策データ識別子を組み合わせることをお勧めします。
たとえば、メッセージの本文とPDFファイルを除く添付ファイルに含まれる「ソースコード」というキーワードをブロックするとします。この場合、InterScanの管理者は、メッセージの本文用と添付ファイル用の2つの情報漏えい対策ポリシーを作成する必要があります。
  • 情報漏えい対策ポリシー1
    • 情報漏えい対策データ識別子: キーワード (ソースコード)
    • 対象: メッセージの本文
  • 情報漏えい対策ポリシー2
    • 情報漏えい対策データ識別子: キーワード (ソースコード) およびファイル属性 (PDFファイルを除く)
    • 対象: メッセージの添付ファイル
管理者は、事前定義済みのファイル属性とカスタマイズしたファイル属性を使用できます。詳細については、事前定義済みのファイル属性およびカスタマイズしたファイル属性を参照してください。