セキュリティの確立 親トピック

InterScanをアクティベートすると、InterScanの機能を設定できます。次の手順に従ってExchangeサーバのセキュリティを設定することをお勧めします。

手順

  1. InterScanをアップデートします。
    InterScanのリリース時には、その時点で利用可能なスマートスキャンエージェントパターンファイル、ウイルス検索エンジン、ウイルスパターンファイル、スパムメール対策エンジン、およびスパムメール判定ルールが組み込まれています。しかし、トレンドマイクロではエンジンとパターンファイルを継続的にアップデートしています。InterScanによって最適に保護できるよう、インストール後すぐにコンポーネントをアップデートします。InterScanのアップデートについてを参照してください。
  2. InterScanが正常に実行および機能していることを確認します。
    InterScan管理コンソールから、[リアルタイムモニタ] をクリックします。[リアルタイムモニタ] 画面が開き、InterScanの動作がリアルタイムで表示されます。「リアルタイム検索の実行開始日時」と表示されれば、InterScanが実行されていることが分かります。リアルタイムモニタの概要を参照してください。
  3. インフォメーションストア全体の手動検索を実行します。
    インストール後、インフォメーションストア全体の手動検索を実行することをお勧めします。InterScanでは、ウイルス/不正プログラムまたはその他の不正コードを検出すると、トレンドマイクロの初期設定に従ってこれらに対して処理を実行します。ウイルス/不正プログラムに対する初期設定の処理は「駆除」であり、駆除不能な場合は「隔離」です。
手動検索が完了すると、Exchange環境の基本的なセキュリティが確立されます。
注意
注意
インストールとアクティベーションが完了すると、InterScanはExchangeサーバの保護を開始します。InterScanトレンドマイクロの初期設定値を使用し、望ましくないコンテンツのフィルタリング、害を及ぼす可能性のある添付ファイルのブロック、およびウイルス/不正プログラムやその他のセキュリティ上の脅威に関する検索をリアルタイムで実行します。準備が完了したら、ネットワークに対する最適な保護および効果が得られるよう、InterScanの設定をカスタマイズします。