セキュリティリスク検索について 親トピック

InterScanは、送受信されるすべてのメールを検索することによって、Exchange環境を保護します。検索設定には、インストールプログラムで設定されるトレンドマイクロの初期設定値をそのまま使用できますが、この章で説明するいくつかの項目を設定することによって検索をカスタマイズすることも可能です。オンデマンド検索 (手動検索)、スケジュールに基づく検索 (予約検索)、または継続的/永続的な検索 (リアルタイム検索) を実行するよう、InterScanを設定できます。検索の設定は、[セキュリティリスク検索] 画面で行います。この画面には、サイドバーから、または [手動検索] 画面や [予約検索] 画面からアクセスできます。
以下に、セキュリティリスク検索の主な特性について説明します。

セキュリティリスク検索の特性

検索の種類
特性
検索方法
セキュリティリスク検索には次の2種類の方法があります。
  • 従来型スキャン
  • スマートスキャン
検索方法は、[検索サービス設定] 画面 ([Smart Protection][検索サービス設定]) で設定します。検索方法の詳細については、検索サービス設定を参照してください。
リアルタイム検索
以下のデータがリアルタイムで検索されます。
  • 受信または送信するすべてのメール
  • パブリックフォルダへの投稿
  • サーバ間のすべての複製
手動検索と予約検索
手動検索と予約検索では、メールボックスストアとパブリックフォルダストア内のメッセージが検索されます。
すでに進行中の予約検索は、別の予約検索を開始しても中断されません。予約検索がアップデートによって中断されることもありません。
クラスタサーバ上の場合:
各仮想サーバには検索タスクのリストがあります。現在の仮想サーバに属するストアデータベースを指定できます。予約検索タスクが実行中の場合、新しいタスクは待ち行列に追加されます。別のタスクが同時に起動された場合、タスクは待ち行列に追加されますが、最終的には実行されて終了します。