検索について 親トピック

InterScanは、リアルタイム検索、手動検索、および予約検索という3種類の検索をサポートしています。Exchange環境を保護するために、InterScanはメッセージとその添付ファイルを検索して、セキュリティリスクや望ましくないデータが含まれていないか確認します。InterScanによってこれらが検出されると、設定された処理が検出された項目に対して自動的に実行されます。
InterScanでは、特定の対象に対して検索を実行するよう設定したり、対象のメッセージやファイルでセキュリティリスクや望ましくないデータを検出したときに実行する処理を指定したりできます。また、セキュリティリスクや望ましくないデータに対して処理を実行するときに、通知を送信するようにInterScanを設定することもできます。
バックアップフォルダにファイルをバックアップしてから、そのファイルに対する処理を実行するようにInterScanを設定できます。これは、元のファイルが破損しないようにするための予防措置です。
注意
注意
トレンドマイクロでは、元のファイルに対する処理が実行された後、そのファイルが破損しておらず、使用可能であることを確認したら、バックアップファイルを削除することをお勧めします。ファイルが破損または使用できなくなった場合、今後の分析のためにトレンドマイクロにそのファイルを送信してください。
InterScanによってウイルス自体が駆除され、削除されている場合でも、ウイルスによって元のファイルのコードが破壊され、修復できなくなることがあります。
初期設定では、InterScanはExchange環境の検索可能なすべての送信/受信メッセージと保管メッセージを検索します。検索可能なファイルは、暗号化されたファイル、パスワードで保護されたファイル、およびユーザが定義した検索制限の範囲外のファイルを除くすべてのファイルです。すべてのファイルを検索すると、最大限のセキュリティが確保されます。その反面、すべてのメッセージを検索すると、多大な時間とリソースが消費されるため、状況によっては無駄な場合があります。そのような場合は、InterScanで検索するファイルを制限します。