<<<<<<<<< この行が折り返されないようにエディタの幅を調節してください >>>>>>>>> ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ トレンドマイクロ株式会社 2024年03月25日 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ PortalProtect(TM) 2.6 Readme ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ =============================================================================== 本ドキュメントは、Trend Micro PortalProtect 2.6 (以下、PortalProtect) の 使用上の注意点などを記載したReadmeです。本製品をご利用になる前に、必ずご一読 ください。 製品の最新情報については、弊社ホームページをご覧ください。 URL: https://www.trendmicro.com 本製品を体験版としてお使いの場合には、30日以内に製品版を購入していただき、製品 版にアップグレードしていただくことをお勧めします。製品版の購入については、トレ ンドマイクロの営業部または販売代理店にお問い合わせください。 本製品をご利用になる前に =============================================================================== プログラムの仕様は予告なしに変更される場合があります。あらかじめご了承くださ い。また、本製品をご利用いただく前に、使用許諾契約に同意していただく必要があり ます。 =============================================================================== 目次 ====================================================== 1. はじめに 2. 新機能 3. ドキュメント 4. システム要件 5. インストール/アンインストール 6. インストール後の設定 7. 既知の制限事項 8. リリース履歴 9. お問い合わせ先 10. 使用許諾契約書について ====================================================== 1. はじめに =========== PortalProtectは、SharePoint環境のウイルス対策保護およびWebコンテンツセキュリ ティを大幅に強化します。PortalProtectは、ウイルスに感染したファイル、有害なWeb コンテンツ、不正なURLなどの望ましくないコンテンツからSharePointサーバを保護しま す。 PortalProtectは、Webコンテンツとファイルの両方を検索することによってリアルタイ ムの保護を行います。PortalProtectは、ウイルス検索、ファイルブロック、コンテンツ フィルタ、情報漏えい対策、Webレピュテーションサービスなどを一元化したソリュー ションです。 1.1 本リリースの概要 ==================== 本リリースでは、SharePoint Serverサブスクリプション エディション、SharePoint Server 2019、SharePoint Server 2016、およびSharePoint Server 2013のサポート が含まれています。 1.2 対応バージョン ================== 本リリースをインストールできるのは、次の環境を実行している管理者のみです。 SharePoint Serverサブスクリプション エディション SharePoint Server 2019 SharePoint Server 2016 SharePoint Server 2013 2. 新機能 ========= 2.1 本リリースで提供される新機能は次のとおりです。 2.1.1 SharePoint Serverサブスクリプション エディションのサポート ---------------------------------------------------------------- Microsoft SharePoint Serverサブスクリプション エディションをサポートします。 2.1.2 Windows Server 2022 Desktop Experienceのサポート ------------------------------------------------------ Microsoft Windows Server 2022 Desktop Experienceを実行するMicrosoft SharePointサブスクリプション エディションをサポートします。 2.1.3 Windows Server 2022 Server Coreのサポート ----------------------------------------------- Microsoft Windows Server 2022 Server Coreを実行するMicrosoft SharePoint サブスクリプション エディションをサポートします。 2.1.4 SharePoint Server 2019のサポート -------------------------------------- Microsoft SharePoint Server 2019をサポートします。 2.1.5 Windows Server 2019のサポート ----------------------------------- Microsoft SharePoint Serverを実行するMicrosoft Windows Server 2019システム をサポートします。 2.1.6 SQL Server 2019のサポート ------------------------------- データベースサーバとしてMicrosoft SQL Server 2019をサポートします。 2.1.7 SQL Server 2017のサポート ------------------------------- データベースサーバとしてMicrosoft SQL Server 2017をサポートします。 2.1.8 トレンドマイクロのアップデートサーバへのHTTPS接続 ------------------------------------------------------- 本リリースでは、初期設定で、トレンドマイクロのアップデートサーバへの接続に HTTPSが使用されます。[Download Source] メニュー項目は初期設定で非表示に なっています。この項目を表示するには、レジストリキー「HKLM\SOFTWARE\ TrendMicro\PortalProtect\CurrentVersion」でDWORD値 「AUFromOtherSource」を「1」に設定します。 2.2 本リリースで提供される機能拡張は次のとおりです。 2.2.1 SharePointのホスト名付きサイトコレクションのサポート ---------------------------------------------------------- Microsoft SharePointのホスト名付きサイトコレクション (HNSC) をサポートしま す。 2.2.2 サイトフィルタのサポート ------------------------------ 「Manualscan.htm」と「Scheduledscan.htm」の手動検索および予約検索の設定に 検索オプションが追加され、指定したキーワードに基づいてサイトをフィルタでき ます。 2.2.3 ログイン失敗イベントログ ------------------------------ ユーザのログイン失敗イベントがログに記録されます。管理者は必要に応じて ログイン失敗イベントログにクエリを実行できます。 2.3 本リリースで修正される問題は次のとおりです。 問題1: (HotFix: hfb1230-2.5 SP1 EN)(SEG-29280) Web管理コンソールにユーザ名もグループ名も表示されないため、選択したActive Directory (AD) からアクセス制御用アカウントを選択できないことがある問題 修正1: 本リリースの適用後は、PortalProtectの設定オプションが提供されます。AD ユーザの検索メカニズムをアップデートすることで、ユーザが特定サーバの ドメインコンポーネント (DC) を指定できるようになります。 手順1: このオプションを設定するには、次の手順に従ってください。 1. レジストリエディタを開きます。 2. 次のキーを追加するか探して、適切な値を設定します。 キー名: HKLM\SOFTWARE\TrendMicro\PortalProtect\CurrentVersion 名前: ADsNameTranslateDC 種類: String データ: "ADS_NAME_INITTYPE_DOMAIN" = 特定サーバのドメインコンポーネント (DC) を 指定します "ADS_NAME_INITTYPE_GC" = マイクロソフトが設定した初期設定のDCをそのまま 使用します ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 問題2: (HotFix: hfb1238-2.5 SP1 EN)(SEG-54890) SharePointのHNSCを検索する際、一部の表記が重複したURLが構成されることが ある問題 修正2: 本リリースの適用後は、この問題が修正され、HNSCのURLが正しく構成されて、 各URLのファイルとWebコンテンツを正常に検索できるようになります。 3. ドキュメント =============== 本製品には、次のドキュメントが付属しています。 o Readme - 基本的なインストール方法と既知の制限事項に関する説明 (本ドキュメント) o 管理者ガイド - 製品の概要、インストール計画、インストール、設定、 および製品環境を管理するために必要な詳細情報の説明 o インストールガイド - 製品の概要、インストール計画、インストール、 設定、起動方法に関する説明 o オンラインヘルプ (英語)- 各種作業を実行するための詳細な手順の説明 ドキュメントは、弊社の「オンラインヘルプセンター」から入手することも 可能です。 https://docs.trendmicro.com/ja-jp/documentation/ 4. システム要件 =============== 本製品のシステム要件については、下記のWebサイトからインストールガイドを 参照してください。 https://docs.trendmicro.com/ja-jp/documentation/portalprotect-for-sharepoint/ 5. インストール/アンインストール ================================ インストールとアンインストールの手順については、インストールガイドを参照し てください。 6. インストール後の設定 ======================= PortalProtectのインストール後、SharePointサーバの全体管理でウイルス対策を設 定し、PortalProtect管理コンソールからWebコンテンツの検索を設定します。これ により、PortalProtectが正常に機能するようになります。 6.1 SharePointでウイルス対策設定を有効にするには ================================================ 1. SharePointで、[SharePointサーバーの全体管理]→[セキュリティ]→ [一般的なセキュリティ]→[ウィルス対策設定の管理] の順に選択します。 2. 次の項目を選択します。 - アップロード時にドキュメントをスキャンする - ダウンロード時にドキュメントをスキャンする - 感染したドキュメントを正常な状態に戻す 6.2 PortalProtectでWebコンテンツ検索設定を有効にするには ======================================================== 1. PortalProtectから、[PortalProtect Management Console]→[Summary]→ [System]→[Microsoft SharePoint Services] に移動します。 2. 次の項目を選択します。 - Scan Web content 6.3 PortalProtectサーバにウイルス対策製品がインストールされている場合 ===================================================================== 次のフォルダを検索しないように設定してください。たとえば、Trend Micro ServerProtectを使用している場合は、これらのフォルダを除外フォルダの一覧に追 加してください。 注意: インストールフォルダを「C:\Program Files\Trend Micro\PortalProtect」 にした場合、各フォルダの場所は次のとおりです。 - tempフォルダ: C:\Program Files\Trend Micro\PortalProtect\temp - バックアップフォルダ (初期設定の場所): C:\Program Files\Trend Micro\PortalProtect\storage\Backup - 共有リソースプールフォルダ (初期設定の場所): C:\Program Files\Trend Micro\PortalProtect\SharedResPool たとえば、Trend Micro ServerProtectを使用している場合は、これらのフォ ルダを除外フォルダの一覧に追加してください。 注意: 製品のインストールが完了したら、パターンファイルや検索エンジンを最新版に アップデートすることをお勧めします。 7. 既知の制限事項 ================= 本リリースにおける既知の制限事項は次のとおりです。 7.1 SharePoint Server側の [感染したドキュメントを正常な状態に戻す] が無効な 場合、PortalProtectはファイルを駆除しませんが、ウイルスログとSharePoint のメッセージには駆除処理が実行されたことが示されます。 =========================================================================== 駆除処理の実行は、駆除可能な感染ファイルをPortalProtectが検索したときに決定 されますが、[感染したドキュメントを正常な状態に戻す] の設定が無効な場合、駆 除処理は実行されません。 7.2 PortalProtectで感染ファイルがブロックされた後にSharePointで例外が表示さ れることがあります。 =========================================================================== SharePointには、カレンダー、タスク、お知らせなどの特殊なリストタイプがあ り、これらにはファイルを添付できます。これらのリストタイプのいずれかに感染 した添付ファイルがある場合、PortalProtectはこれを検索してブロックします。た だし、このブロック処理が実行された後、SharePointではこのPortalProtectの処理 が異常な動作として判断されるため、例外として表示されます。 7.3 PortalProtectの手動検索では、ごみ箱やバージョン履歴内のファイルが検索さ れません。 =========================================================================== ごみ箱やSharePointのバージョン履歴内のファイルは、PortalProtect手動検索では アクセスできません。このため、以前に感染したファイルがSharePointのバージョン 履歴やごみ箱内にあると、PortalProtectでは検索できません。ただし、ごみ箱ま たはバージョン履歴の内容が元に戻された場合は、リアルタイム検索や手動検索の 対象となり、保護されます。 8. リリース履歴 =============== 製品に関する最新情報については、弊社の「最新版ダウンロード」サイトをご覧くだ さい。 https://downloadcenter.trendmicro.com/index.php?clk=left_nav&clkval=all_download®s=jp 9. お問い合わせ先 ================= トレンドマイクロでは、ユーザ登録をされたお客さまにサポートサービスを提供して います。お問い合わせの際は、次のWebサイト上のお問い合わせフォームをご利用くだ さい。 https://success.trendmicro.com/dcx/s/contactus?language=ja *お問い合わせの前に、ビジネスサクセスポータルのアカウント作成が必要です。 アカウント作成時には製品のシリアル番号またはアクティベーションコードが必要 になります。 また、トレンドマイクロでは、製品サポート情報をWeb上で公開しています。お問い合 わせいただく前に、次のWebサイトをぜひご利用ください。 ビジネスサクセスポータル - テクニカルサポート https://success.trendmicro.com/dcx/s/?language=ja 10. 使用許諾契約書について ========================== 本製品の使用許諾契約の内容につきましては、製品インストールメディア内に格納され ている使用許諾契約書をご確認ください。 格納されている使用許諾契約書と弊社Webサイトに掲載している使用許諾契約書に異なる 定めがあった場合には、弊社Webサイトに掲載されている使用許諾契約書が優先されま す。 また、CD-ROMなどのインストールメディアのない製品やサービスにつきましては、弊社 Webサイトに掲載している契約書をご確認くださいますようお願いいたします。 https://www.go-tm.jp/eula-top ============================================================================== ◆最新版をご利用ください◆ インターネット世界におけるセキュリティの脅威は、日々目まぐるしく変化していま す。トレンドマイクロでは、これらの変化にいち早く対応するために、ウイルスやその 他の脅威の特徴が登録されたパターンファイルや、最新の検索技術が組み込まれた検索 エンジンなど、最新のコンポーネントを随時公開しています。 多くのトレンドマイクロ製品には、これらのコンポーネントを自動でアップデートする (組み込む) 機能があります。この機能を利用して、常に最新版のコンポーネントをお使 いになることをお勧めします。 なお、サポート期間中は、最新版のコンポーネントに無料でアップデートできます。 ただし通信費については、お客さまのご負担となります。 ============================================================================== ■レジストリの編集について レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があり ます。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。 レジストリの編集はお客さまの責任で行っていただくようお願いいたします。 なお、レジストリの編集前に必ずバックアップを作成することを推奨いたします。 ============================================================================== Copyright (c) 2024 Trend Micro Incorporated. All rights reserved. 本ドキュメントに関する著作権は、トレンドマイクロ株式会社へ独占的に帰属します。 トレンドマイクロ株式会社が事前に承諾している場合を除き、形態および手段を問わず 本ドキュメントまたはその一部を複製することは禁じられています。本ドキュメントの 作成にあたっては細心の注意を払っていますが、本ドキュメントの記述に誤りや欠落が あってもトレンドマイクロ株式会社はいかなる責任も負わないものとします。本ドキュ メントおよびその記述内容は予告なしに変更されることがあります。 TRENDMICRO、TREND MICRO、ウイルスバスター、InterScan、INTERSCAN VIRUSWALL、 InterScanWebManager、InterScan Web Security Suite、PortalProtect、Trend Micro Control Manager、Trend Micro MobileSecurity、VSAPI、Trend Park、Trend Labs、 Network VirusWall Enforcer、Trend Micro USB Security、InterScan Web Security Virtual Appliance、InterScan Messaging Security Virtual Appliance、Trend Micro Reliable Security License、TRSL、Trend Micro Smart Protection Network、SPN、 SMARTSCAN、Trend Micro Kids Safety、Trend Micro Web Security、Trend Micro Portable Security、Trend Micro Standard Web Security、Trend Micro Hosted Email Security、Trend Micro Deep Security、ウイルスバスタークラウド、スマートス キャン、Trend Micro Enterprise Security for Gateways、Enterprise Security for Gateways、Smart Protection Server、Deep Security、ウイルスバスター ビジネスセ キュリティサービス、SafeSync、Trend Micro NAS Security、Trend Micro Data Loss Prevention、Trend Micro オンラインスキャン、Trend Micro Deep Security Anti Virus for VDI、Trend Micro Deep Security Virtual Patch、SECURE CLOUD、Trend Micro VDIオプション、おまかせ不正請求クリーンナップサービス、Deep Discovery、 TCSE、おまかせインストール・バージョンアップ、Trend Micro Safe Lock、Deep Discovery Inspector、Trend Micro Mobile App Reputation、Jewelry Box、InterScan Messaging Security Suite Plus、おもいでバックアップサービス、おまかせ!スマホ お探しサポート、保険&デジタルライフサポート、おまかせ!迷惑ソフトクリーンナップ サービス、InterScan Web Security as a Service、Client/Server Suite Premium、 Cloud Edge、Trend Micro Remote Manager、Threat Defense Expert、Next Generation Threat Defense、Trend Micro Smart Home Network、Retro Scan、is702、デジタルライ フサポート プレミアム、Airサポート、Connected Threat Defense、ライトクリー ナー、Trend Micro Policy Manager、フォルダシールド、トレンドマイクロ認定プロ フェッショナルトレーニング、Trend Micro Certified Professional、TMCP、XGen、 InterScan Messaging Security、InterScan Web Security、Trend Micro Policy-based Security Orchestration、Writing Style DNA、Securing Your Connected World、 Apex One、Apex Central、MSPL、TMOL、TSSL、ZERO DAY INITIATIVE、Edge Fire、 Smart Check、Trend Micro XDR、Trend Micro Managed XDR、OT Defense Console、 Edge IPS、スマスキャ、Cloud One、Cloud One - Workload Security、Cloud One - Conformity、ウイルスバスター チェック!、Trend Micro Security Master、Worry- Free XDR、Worry-Free Managed XDR、Network One、Trend Micro Network One、らくら くサポート、Service One、超早得、先得、Trend Micro One、Workforce One、Security Go、Dock 365、TrendConnect、TREND MICRO FORUM、トレンドマイクロ知恵袋、Trend Cloud One、Trend Service One、およびAccelerating Youは、トレンドマイクロ株式会 社の登録商標です。 本ドキュメントに記載されている各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標 または登録商標です。 ============================================================================== トレンドマイクロ株式会社 https://www.trendmicro.com