クラウドコミュニケーションサーバによるセキュリティ強化モデルのネットワークポートの設定 親トピック

クラウドコミュニケーションサーバによるセキュリティ強化モデル (デュアルサーバ環境) を使用している場合、Mobile Securityコンポーネント用に次のネットワークポートを設定します。
コンポーネント
ネットワークポート
詳細
マネージメントサーバ
次のポートを開きます。
  • HTTPSポート443:
    • マネージメントサーバへの受信接続用。
    • Google Playから外部アプリを追加する場合。
      Google Playストアのホスト名は「play.google.com」です。
    • トレンドマイクロのMARS (Mobile Application Reputation Service) を利用する場合は、アップロードされたAPKファイルのセキュリティ情報を参照してください。
      MARSサーバのホスト名は「rest.mars.trendmicro.com」です。
    注意
    注意
    これは、初期設定のHTTPSポート番号です。マネージメントサーバ用のHTTPSポート番号を変更する場合は、マネージメントサーバを設定するで詳細を参照してください。
  • HTTPポート80:
    • ライセンスサーバ
      ライセンスサーバのホスト名は「licenseupdate.trendmicro.com」です。
    • トレンドマイクロのアップデートサーバをアップデート元として使用する場合。
      アップデートサーバのホスト名は「mobilesecurity.activeupdate.trendmicro.com」です。
Mobile SecurityのWeb管理コンソールにアクセスするために使用します。
マネージメントサーバ
次のポートを開きます。
  • HTTPポート80およびHTTPSポート443:
    • クラウドコミュニケーションサービスへの送信接続用。
    • Apple社のアプリストアから外部のiOSアプリを追加する場合。
      Apple社のアプリストアのホスト名は「itunes.apple.com」です。
    • iOSデバイスに対してカテゴリベースのアプリケーション制御を使用する場合。
    ファイアウォールの除外設定に次の2つのクラウドコミュニケーションサービスホストを追加します。
    • ccs.trendmicro.com
    • ccs01.trendmicro.com
    • ccs02.trendmicro.com
    • ccs03.trendmicro.com
Mobile SecurityのWeb管理コンソールにアクセスするために使用します。
SCEP (Simple Certificate Enrollment Protocol) サーバ
コミュニケーションサーバとiOSデバイスの場合は、HTTPポート80を開きます。
(フル機能配信モードのみ)。
iOSデバイスの登録に使用します。
SCEPサーバを使用してiOSデバイスを管理しない場合、このポートは不要です。
SQL Server
次のポートを開きます。
  • TCPポート1433: マネージメントサーバ
  • UDPポート1434: マネージメントサーバ
注意
注意
TCPポート1433は、SQL Serverに接続する初期設定のポートです。ただし、必要に応じてSQL Serverに別のTCPポートを使用することもできます。
マネージメントサーバとリモートSQL Server間の接続を確立します。