トラブルシューティング 親トピック

このセクションでは、Mobile Securityを使用する際に生じる可能性のある問題を解決するためのヒントを提供します。
  • ユーザがモバイルデバイスで一部の文字のパスワードを入力できない
    モバイルデバイスのキーパッドは、特定の文字セットのみがサポートされています。Mobile Securityでは、管理者がモバイルデバイスでサポートされる文字のリストを作成することをお勧めします。サポートされる文字のリストを作成すると、管理者は管理コンソールからそのリストを使用してアンインストールの防止パスワードを設定できます。
  • コミュニケーションサーバのアンインストールプロセスをキャンセルすると、コミュニケーションサーバが適切に機能しなくなる
    アンインストールプロセスが起動してから停止するまでの間に、コミュニケーションサーバが適切に動作するために重要となるファイルおよびサービスの削除が開始された場合、コミュニケーションサーバが正常に機能しなくなることがあります。この問題を解決するには、コミュニケーションサーバを再びインストールして、設定します。
  • iOSデバイスをマネージメントサーバに正常に登録できず、「URLがサポートされていない」というエラーメッセージが表示される
    この問題は、SCEP (Simple Certificate Enrollment Protocol) サーバのシステム時計が正しい時刻に設定されていない場合や、SCEP証明書がTrend Micro Mobile Securityで取得されていない場合に、発生する可能性があります。SCEPサーバのシステム時計が正しい時刻に設定されていることを確認してください。それでも問題が発生する場合は、次の手順を実行してください。
    1. のWeb管理コンソールにログオンします。
    2. [管理][コミュニケーションサーバの設定] をクリックします。
    3. 設定を変更しないで、[保存] をクリックします。
  • SQL Server Expressを使用している場合、データベースの設定を保存できない
    SQL Server Expressを使用している場合は、[サーバのアドレス] で次の形式を使用します。<SQL Server ExpressのIPアドレス>\sqlexpress
    注意
    注意
    <SQL Server ExpressのIPアドレス> は、SQL Server ExpressのIPアドレスで置き換えます。
  • SQL Serverに接続できない
    この問題は、SQL Serverの設定でリモート接続が許可されていない場合に発生することがあります。SQL Server Express EditionおよびSQL Server Developer Editionの初期設定ではリモート接続が許可されていません。リモート接続を許可するようにSQL Serverを設定するには、次の手順を実行します。
    1. リモートコンピュータから接続するSQL Serverのインスタンスで、リモート接続を有効にします。
    2. SQL Server Browserサービスを有効にします。
    3. SQL ServerおよびSQL Server Browserサービスに関連するネットワークトラフィックを許可するように、ファイアウォールを設定します。
  • SQL Server 2008 R2に接続できない
    この問題は、初期設定の場所にVisual Studio 2008がインストールされていないため、SQL Server 2008セットアップでdevenv.exe.config設定ファイルを検索できない場合に発生することがあります。この問題を解決するには、次の手順を実行します。
    1. <Visual Studioインストールフォルダ>¥Microsoft Visual Studio 9.0¥Common7¥IDEフォルダに移動し、devenv.exe.configファイルを検索してコピーし、次のフォルダに貼り付けます (フォルダオプションで既知のファイルタイプの拡張子を表示するように設定する必要がある場合があります)。
      • 64ビットOSの場合:
        C:¥Program Files (x86)¥Microsoft Visual Studio 9.0¥Common7¥IDE
      • 32ビットOSの場合:
        C:¥Program Files¥Microsoft Visual Studio 9.0¥Common7¥IDE
    2. SQL Server 2008のセットアップをもう一度実行して、SQL Server 2008の既存のインスタンスにBIDS機能を追加します。
  • デバイス管理画面でクライアントデバイスリストをエクスポートできない
    これは、Internet Explorerで暗号化ファイルのダウンロードが無効になっている場合に発生することがあります。次の手順を実行して、暗号化ファイルのダウンロードを有効にします。
    1. Internet Explorerで [ツール][インターネット オプション] を選択して、[インターネット オプション][詳細設定] タブをクリックします。
    2. [セキュリティ][暗号化されたページをディスクに保存しない] をオフにします。
    3. [OK] をクリックします。
  • 特定のAndroidデバイスのステータスが常に [非同期] になる
    これは、該当するモバイルデバイスでMobile Securityデバイスの管理者が有効になっていないためです。ユーザがデバイス管理者リストでMobile Securityを有効にしていない場合、Mobile Securityではサーバポリシーとモバイルデバイスとの同期ができず、ステータスは [非同期] と表示されます。
  • [ポリシー] ポップアップ画面の内容が表示されず、Internet Explorerでブロックされる
    この問題は、.pac自動設定ファイルを使用するようにInternet Explorerが設定されている場合に発生します。この場合、Internet Explorerは、複数のフレームを含む安全なWebサイトへのアクセスをブロックします。この問題を解決するには、Internet Explorerの [信頼済みサイト] セキュリティゾーンにMobile Securityマネージメントサーバのアドレスを追加します。そのためには、次の手順を実行します。
    1. Internet Explorerを起動します。
    2. [ツール][インターネット オプション] を選択します。
    3. [セキュリティ] タブで、[信頼済みサイト] をクリックし、[サイト] をクリックします。
    4. [このWebサイトをゾーンに追加する]Mobile SecurityマネージメントサーバのURLを入力し、[追加] をクリックします。
    5. [OK] をクリックします。
    この問題の詳細については、次のURLを参照してください。