Time-of-Clickプロテクションの設定 親トピック

[Time-of-Clickプロテクション] 画面で、Time-of-Clickプロテクションを有効にし、URLの評価に応じた処理を指定します。

手順

  1. メインメニューで [Time-of-Clickプロテクション] を選択します。
  2. [受信メールに対するTime-of-Clickプロテクションを有効にする] を選択して、この機能を有効にします。
  3. URL書き換え設定を選択します。
    • [トレンドマイクロの推奨URLに適用] (初期設定): このオプションを選択すると、メールメッセージ本文に含まれるURLのうち、トレンドマイクロのWebレピュテーションサービスによる評価が「未評価」または「不正」であるURLのみがInterScan for Microsoft Exchangeで書き換えられます。
    • [すべてのURLに適用]: : このオプションを選択すると、メールメッセージ本文に含まれるすべてのURLがInterScan for Microsoft Exchangeによって書き換えられます。
    重要
    重要
    初期設定では、[デジタル署名されたメールメッセージを放置する] 設定は有効になっています。そのため、デジタル署名されたメッセージはTime-of-Clickプロテクションで書き換えられません。この設定を無効にした場合、デジタル署名されたメッセージ内のURLが壊れる可能性があります。
  4. URLの評価に応じた処理を指定します。

    フィールド
    説明
    危険
    危険なURLに対する処理 ([許可][警告]、または [ブロック]) を選択します。初期設定の処理は [ブロック] です。
    「危険」に分類されるのは、不正であるか脅威の既知の発信源であることが確認されているURLです。
    極めて不審
    極めて不審なURLに対する処理 ([許可][警告]、または [ブロック]) を選択します。初期設定の処理は [ブロック] です。
    「極めて不審」に分類されるのは、不正であるか脅威の発信源であることが疑われるURLです。
    不審
    不審なURLに対する処理 ([許可][警告]、または [ブロック]) を選択します。初期設定の処理は [警告] です。
    「不審」に分類されるのは、スパムに関連付けられているか、感染している可能性があるURLです。
    未評価
    未評価のURLに対する処理 ([許可][警告]、または [ブロック]) を選択します。初期設定の処理は [警告] です。
    トレンドマイクロではURLの安全性の評価を積極的に進めていますが、ユーザが新しいWebサイトやあまり利用されないWebサイトにアクセスすると未評価のページに遭遇することがあります。未評価のページへのアクセスをブロックすると、安全性は向上しますが、安全なページへのアクセスもブロックされる場合があります。
  5. [メッセージ受信者] セクションで、次に挙げた [次の受信者に送信されたメッセージを分析] のオプションのいずれかを選択します。
    • すべて:
      • すべての受信者に送信されたメッセージを分析する場合は、このオプションを選択します。
    • [特定のアカウント]:
      • このオプションを選択した場合は、[詳細の表示] をクリックして、分析対象にする受信者アカウントを検索して指定します。
  6. ネットワークの内部ドメインを対象から除外する場合は、[承認するURLリスト] で、[内部ドメインのURLを放置する] を選択します。[内部ドメイン] リストを確認またはアップデートするには、下のリンクをクリックします。
    注意
    注意
    [内部ドメインのURLを放置する] オプションは、初期設定では有効になっています。
  7. メールメッセージに含まれる特定のURLを [Time-of-Clickプロテクション] による検索の対象から除外する場合は、それらのURLを [承認するURLリスト] に追加します。
  8. 特定のアドレスまたはドメインから送信されたメールメッセージをInterScan for Microsoft Exchangeによる検索の対象から除外する場合は、それらのアドレスまたはドメイン名を [承認する送信者] リストに追加します。
  9. [保存] をクリックします。