手順

1. [管理] → [IMSVA設定] → [SMTPルーティング] の順に選択します。
2. [接続] タブをクリックします。
   [接続] 画面が表示されます。
3. [SMTPインタフェース] 設定を指定します。
   • ポート: SMTPサーバの待機ポートを指定します。
   • タイムアウト: { } 分 (非アクティブ状態の経過時間): タイムアウト値を指定します。
   • 同時接続数: [無制限] を選択するか、[接続数 { } まで許可する] を選択して最大接続数を指定します。
4. [接続制御] 設定を指定します。
   1. [次のリストに含まれているコンピュータを除くすべての接続を許可する] を選択して拒否するリストを設定するか、または [次のリストに含まれているコンピュータを除くすべての接続を拒否する] を選択して許可するリストを設定します。

      注意 ここで設定する「許可リスト」または「拒否リスト」は、SMTPトラフィックスロットリングに設定された承認済みリストまたはブロックリストよりも優先されます。

   2. リストを設定します。
      • コンピュータ別の指定: IPアドレスを指定してから、[>>] をクリックしてそのIPアドレスをリストに追加します。
      • グループ別の指定:
        1. IPのバージョンを選択します。
           • IPv4アドレスには、サブネットアドレスとサブネットマスクを指定します。
           • IPv6アドレスには、サブネットアドレスを指定します。
        2. [>>] をクリックしてそのグループをリストに追加します。
      • インポート: IPリストをファイルからインポートする場合にクリックします。IPリストのテキストファイルのサンプルの内容は、次のとおりです。
        192.168.1.1
        192.168.2.0:255.255.255.0
        192.168.3.1:255.255.255.128
        192.168.4.100
        192.168.5.32:255.255.255.192
        2001:db8:10ff::ae:44f2
        2001:db8::/32
5. [Transport Layer Security設定] を指定します。
   1. [受信Transport Layer Securityを有効にする] をオンにします。
      このオプションによって、IMSVA SMTPサーバはTLS接続を介してのみメッセージを受け入れるようになります。
   2. IMSVAで安全な接続要求のみ許可する場合は、[TLSによるSMTP接続のみを許可する] をオンにします。
      このオプションによって、IMSVA SMTPサーバはTLS接続を介してのみメッセージを受け入れるようになります。
   3. 次のいずれかの横にある [参照] ボタンをクリックします。
      • CA証明書:通常、CA証明書はSMTPクライアントの確認に使用されます。しかし、IMSVAでは、クライアントは確認せず、CA証明書をTLS接続の有効化にのみ使用します。
        このファイルは、公開鍵とともに提供されている場合に限りアップロードされます。それ以外の場合は、TLS接続を有効化する際にこのファイルは必須とはなりません。
      • 秘密鍵: SMTPクライアントで、IMSVA SMTPサーバの公開鍵と暗号化鍵を使用して乱数が暗号化され、セッション鍵が生成されます。
        IMSVA SMTPサーバは、秘密鍵を使用してその乱数を復号化し、安全な接続を確立します。TLS接続を有効にするためにこの鍵をアップロードする必要があります。
      • SMTPサーバ証明書: IMSVA SMTPサーバの公開鍵は、SMTPクライアントがセッション鍵を生成するために公開されます。
        TLS接続を有効にするためにこの鍵をアップロードする必要があります。
   4. [アップロード] をクリックして、そのファイルをIMSVAサーバ上に保存します。
   5. 送信メッセージを保護する必要があるときは、[送信Transport Layer Securityを有効にする] をオンにします。
6. [保存] をクリックします。