各URLクリックの追跡ログはメールメッセージ情報とURLクリック情報で構成されます。[送信者]、[受信者]、および [メッセージID] を含むメールメッセージ情報はIMSVAによって生成され、[タイムスタンプ]、[URL]、[ブロック]、[警告]、および [クリックスルー] を含むURLクリック情報はTime-of-Clickプロテクションサービスから取得されます。IMSVAはクエリ用のログを提供する前に、これら2つのソースからの情報を組み合わせます。
メールメッセージに関連するフィールドが検索結果で利用できないと表示される場合、次のような理由が考えられます。
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IMSVAは、ログ設定で指定された一定期間のみのメールメッセージ情報を保存します。メールメッセージ情報の有効期限は切れているがURLクリック情報の有効期限は切れていないログを、フィールドを指定せずにクエリすると、これらのログは検索結果に表示されますが、メールメッセージに関連するフィールドは利用不可と見なされます。ただし、メールメッセージに関連するフィールドを指定してログをクエリした場合、指定されたフィールド値をIMSVAで照合できないため、これらのログは表示されません。
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各IMSVAサーバにはログ用の独自のメールメッセージ情報がありますが、URLクリックの追跡ログはアクティベーションコードによって生成されます。複数のIMSVAサーバで1つのアクティベーションコードを共有している場合、1つのIMSVAサーバが、他のIMSVAサーバに属するメールメッセージ情報を持つログを保持する場合があります。そのサーバ上でログのクエリを実行すると、期限切れのメールメッセージ情報を含むログの場合と類似した状況になります。