グレーメールとは、スパムメールではなく、ユーザ自身が過去に要請した大量のメールメッセージのことを指します。
IMSVAでは、マーケティングメッセージ、ニュースレター、およびソーシャルネットワークの通知をグレーメールとして検出します。
IMSVAでは、次の2つの方法でグレーメールメッセージを識別します。
- 送信元IPアドレスにスコアを割り当てるメールレピュテーションサービス
- メッセージコンテンツを識別するトレンドマイクロのスパムメール対策エンジン
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注意
IMSVAでは、これらの種類のメールメッセージを検出しますが、スパムメールのタグは付けません。
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管理者は、検出されたメールメッセージを処理するためのルールの条件を定義します。各グレーメールメッセージのルールには、メッセージフィルタをバイパスするアドレスオブジェクトを含む除外リストがあります。アドレスオブジェクトは、単一のIPアドレスまたはアドレス範囲
(IPv4またはIPv6)、またはCIDR (Classless Inter-Domain Routing) ブロックのいずれかです。
管理者には、ネットワーク内のグレーメールメッセージトラフィックについて理解するためのいくつかのオプションが用意されています。レポートは、外部または内部の送信元からのグレーメールメッセージの最多送信者と最多受信者を示します。管理者は、詳細なログ情報のクエリを実行したり、メール隔離を表示して、許可するグレーメールメッセージとして識別されたメッセージを必要に応じて解除したりすることができます。
グレーメールメッセージの除外リストは、エクスポートおよびインポートできます。
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注意
グレーメール検索でIMSVAが外部DNSサーバをクエリできることを確認してください。DNSサーバの設定を変更する場合は、検索サーバを再起動して新しい設定をロードしてください。
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